働き方の見直し/ワーク・ライフ・バランス

働き方の見直しって必要?

 ワーク・ライフ・バランスって必要?


そのように感じている会社も多いのではないでしょうか。
中小企業の経営者や労務担当者の中には「働き方の見直しやワーク・ライフ・バランスなんて、大企業がやることで、我々にはそんな余裕は無いよ。」とお思いの方も多いのではないでしょうか。

しかし、中小企業にこそ、働き方を見直すことが必要になっています。
それは、

   会社に今いる人材を定着させるため
                
             新たな人材を獲得するため

という、人材の「量」の確保に必要だからです。


今、働き方を見直さなければ、
ワーク・ライフ・バランスを進めなければ、
社会環境の変化に取り残され、従業員は徐々に減り続け、会社はやせ細っていきます。

決して大企業が行う取組みでなはく、社会環境の変化により、中小企業も取組まざるを得ない状況になっているのです。


働き方の見直し、ワーク・ライフ・バランスが必要な3つの背景

背景1.労働力人口の減少
少子高齢化により、日本の生産年齢人口は1995年をピークに減少に転じています。
出典:総務省

これまで主力となっていた労働者層(例えば、男性労働者)の採用は、今後ますます困難になります。

そのため、新たな労働者層(女性労働者、高齢労働者など)を受け入れられる働き方の用意が必要になってきています。

・家庭と両立できる勤務形態。
・体に負担のない、生活スタイルに合った勤務形態など。



背景2.共働き世帯の増加
平成8年以降、共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、その後も年々増加しています。

出典:厚生労働省

共働き世帯が増加し、男性も女性も家事や育児を分担しあうのが当たり前になってきてます。

・出産、育児で退職する女性労働者は減り続けている。
・若い男性労働者は、仕事を早く切り上げて、育児に協力したいと思って
 いる。育メン、育ボスの増加。

しかし、「ウチの会社って、毎日残業は当たり前、有給休暇もほとんど取れないからなぁ。」なんて思われていると、若い社員はどんどん少なくなってしまいかねません。

育児をしながら、仕事と家庭を両立できる働き方が必要になってきています。

・長時間労働を減らす会社の取り組み。
・有給休暇が取れる風土の醸成や職場環境の整備など。


背景3.高齢化による要介護者の増加
高齢化に伴い、年々、要介護者が増え続けています。

出典:厚生労働省

毎年、介護のために10万人が離職しています。
介護する側の世代は主に40~50代。
会社内では、ちょうど役職者や熟練工が多い世代になります。

介護は、ある日突然やってきます。
親の介護に直面した社員をフォローする体制は出来ていますか?

介護に直面しても、離職することなく仕事と介護を両立できる働き方の用意が必要になってきています。


働き方を見直したいけど、
ワーク・ライフ・バランスを進めたいけど、

何から始めればよいか分からない
どのように進めたらよいか分からない  など、

お悩みの会社は、是非ご相談下さい。

また、働き方の見直しやワーク・ライフ・バランスの推進に
関連した助成金も多数ありますので、
これらを活用しながらの取組みもご紹介します。